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温泉とムササビ(川原湯温泉)

2006年8月10日

 
 群馬の川原湯温泉に行ってきました。 川原湯温泉は、数年後にはダムの底に沈む運命にあります。 そのためか、温泉街はどことなく寂しげで鄙びた雰囲気を漂わせています。 周辺では、ダンプカーが行き交いし、ダム工事が盛んに行われていました。 本当にダムが必要なのだろうか?

 泊まったのは、ムササビの宿として有名な「山木館」。 野生のムササビの餌付けに成功し、宿泊客は運が良ければムササビを見ることができます。 ムササビの名はモモ太といいます。

下は足湯です。源泉が湧いていて、温泉独特の硫黄の香りがします。

「山木館」の内湯です。源泉掛け流しで、ほのかな硫黄臭がします。 湯は柔らかく、湯とたわむれるという感じ。非常に気持ち良い温泉です。

夕食は、地物のこんにゃくや山菜が中心で、鮎の塩焼きもでました。食べきれないくらいのご馳走です。 味も良かったです。 特別料理で、上州牛のステーキを注文しましたが、これが絶品で美味しかった。

夜9時半ころフロントから電話があり、ムササビが来ているとのこと。 ライトに照らされた餌台の上に、確かにムササビがいました。子供達は大喜びでした。

こんな良い温泉が、数年後に消滅するのは、かえすがえすも残念です。
一旦失われた物は、二度と元には戻りません。


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