こちらも古い話で恐縮ですが、昨年の年末にベトナム・ハノイに行ったときのこと。
毎日のように本場のフォーを食べてきました。
フォー専門店は、通りのあちこちにあり、それぞれの店によって味が微妙に違います。
だいたい一杯30,000ドンくらい(日本円で換算して150円くらいか)。
日本の立ち食いそばの感覚です。
店の中には卓とプラスチック製の風呂椅子のようなものが並べられています。
日本人の感覚からすると、はっきり言って汚い。公衆便所の中で食べているような気分になります。
卓の上にはオレンジ色の唐辛子やライムが置かれていて、適当に入れて食べます。
現地の人は唐辛子を沢山入れてましたが、私には一片で十分でした。
店の前には、生肉、卵、揚げパンなどの具材が並べられています。
具を選択すると、麺をサッと湯にくぐらせ、スープを入れ、具を乗せてできあがり。
この日は、鶏肉のフォーにしました。
スープには肉の旨味が出ており、麺はシコシコしていて、
あっさり味で美味いです。
こちらは、別の日に食べた豚肉のフォーです。
フォーは、日本のラーメンのように脂でごまかすのではなく、素材の旨味が凝縮した美味さがあります。
繊細なあっさり味で量も手頃。間食としてちょうど良い。
日本でも安くて美味いフォーを食べたいのですが、こちらでは1,000円近くもします。
立ち食いそばのようなフォーの店ができたら毎日のように通いたいのだが。。。
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