マルサの女に見る蓄財の奥義


伊丹十三監督の代表作に「マルサの女」という映画があります。
国税局の査察官(宮本信子、津川雅彦)が、複数のラブホテルを経営する権藤英樹 (山崎努)の脱税を摘発するというストーリです。

この映画の中に、非常に印象的なシーンがあります。

査察官が権藤に「どうやってお金を貯めたのか」と尋ねます。
すると権藤はお金を水にたとえて 「一滴、一滴、コップに水を貯める。コップに水が半分貯まったところで、普通の人 は喉がカラカラだといって飲んでしまう。これじゃあ駄目だ。コップに水が一杯にな るまでじっと待つ。一杯になってもまだ飲まない。コップから溢れた水を舐めるのだ」 という。

非常に意味深なシーンです。
これを自己流に解釈すると、庶民は欲しいものがあればすぐに買ってしまう。しかし、 金持ちは欲しいものがあっても買わない。ひたすら貯蓄する。お金がたまっても元金 は使わない。欲しいものは利子や配当の中から買うというのだ。

更に要約すると、お金持ちになる秘訣は お金を使わない! こと。
即ち、蓄財の法則の第二法則である 勤倹 こそが、お金持ちになる秘訣であるとこの映画は教えているのです。

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